令和3年度 北京日本人学校 経営方針

学校経営の理念 
在外教育施設として

(1)教育の機会均等精神に則り,日本の学習指導要領に基づき日本の学校との格差が発生しない確かな教育を行う。

(2) 日本文化や習慣を採り入れ,日本国民にふさわしい教育を行うと共に,現地理解教育を積極的に進め,国際性を培い高める教育を行う。

(3) 日本,中国,他国と多様化する子供たちの進路を踏まえ,保護者や児童生徒のニーズに対応した育や進路指導を行う。

本校のめざす児童生徒の姿(学校教育目標)

思いやりのある子

礼儀正しく,優しさと思いやりを持ち自他を大切にする子ども

たくましい子

生命を大切にし,進んで体力づくりにはげむ子ども

求めて学ぶ子

学ぶ楽しさや方法がわかり,進んで追求し意欲的に学ぶ子ども

国際性豊かな子

豊かな国際感覚を養い,自国理解に基づく現地理解,異文化理解に努める子ども

教育推進の重点

1 学習指導
○適切な教育課程の編成と実践による基礎学力の定着
・少人数を生かし,TT及び習熟度別指導を効果的に取り入れた授業や支援○「在外」の特性を生かした相違に満ちた教育
・外国語教育の実施
・交流活動,体験活動等を通した現地理解の深化○児童生徒自らが主体的に学ぶ授業の実践
・わかる喜びを味わわせる相違に満ちた授業づくり
・ICT機器の積極的かつ効果的な活用と情報活用能力の育成
2 生活指導
○生命の尊さを自覚し,自分及び他者を大切にできる,思いやりをもつ児童生徒の育成

○自ら進んで挨拶ができ,他者を敬うことができる,礼儀正しい児童生徒の育成

○たてわり班活動を通し,異学年の他者とよりよい人間関係を確立することができる児童生徒の育成

3 進路指導
○在外教育施設であることを利点にする進路指導の充実
・多様な進路選択を見越した,系統的,計画的,組織的な進路指導の推進
・対象となる各都道府県や私立高校等の進路情報を積極的に収集整理し,生徒・保護者への適切な助言・指導ができる体制づくり
・帰国受験や現地校の特殊性・特徴を的確に把握し,一人一人に対応した遺漏のない手続きの遂行
4 信頼される学校づくり
○学校運営
・校長を中心に教頭以下,保健主事,教務部長等,系統的な役割分担による組織的な学校運営の推進
・グループウェア等の効果的な活用による,教職員間の情報交換や会議の効率化
・児童生徒数減少を考慮し,教育の質と経費節減のバランスが取れた学校予算の適切で計画的な執行
・家庭,学校運営理事会,保護者委員会,大使館,その他日本人コミュニティとの連携による,児童生徒のよりよい教育環境の整備○危機管理の徹底
・計画的,続的な避難訓練の実施及び有事の際に備えた「安全対策マニュアル」の見直しと改善
・大気汚染,新型コロナウィルスを初めとする感染症,疾病,事件・事故等について,関係各所の指示を遵守し,迅速な対応で,子どもの健康と安全を確保する
・児童生徒一人一人の動向に注意を配り,重大な学校事故を未然に防ぐ。○学校環境の整備と美化
・学習に適した環境づくりのため校舎設備備品の点検・更新及び校内の自然環境の整備○教職員の資質の向上
・言葉遣いや身だしなみ等の立ち居振る舞いが児童生徒の模範となるよう心がける
・一人一人の子どもに寄り添い人権尊重の視点に基づいた教育を可能にする人権感覚の醸成
・初任者研修,全体研修等多様な研修を充実させ教員としての個々の資質向上をめざすとともに,チームとして学校力を向上させる

特色ある教育課程
1 外国語学習の実施
○中国語講師が中心となった中国語学習の実施
・全学年,習熟度別コース編成による指導の充実○小学部低学年での英会話学習の実施
・英語科の免許所持者による指導の実施○外国語活動・英語科の授業の充実
・小学部での教科担当制を取り入れた授業内容の工夫
2 大地の時間,総合的な学習の時間
○小3~中3の「総合的な学習の時間」,「大地の時間」ではよりよく問題を解決する資質や能力を育成するとともに,学び方やものの考え方を身に付け,自己の生き方を考えることができる取り組みを進める
3 国際理解教育の推進
○宿泊的行事の際や在北京の外国人学校や現地校との文化及びスポーツ交流の中で本校の児童生徒が中国やその他の国の子供たちと主体的に関れるような取り組みを進める

○中学部における北京市月壇中学との交流活動の充実
・国際交流弁論大会,運動会への参加は北京市月壇中学と協力し理事会・大使館等の各機関の理解と協力を得ながら計画及び実践し,両校の生徒の文化交流の充実を図る
・教員の相互交流の機会の設定及びそれらを通した中国の教育と日本の教育の理解